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Ask Gemini in Google Chatとは?できる仕事・始め方・注意点

Ask Gemini in Google Chatでできる仕事、対象条件、開き方、権限、旧サイドパネルからの移行と安全な試し方を整理します。

16分で読めるコレダケAI編集部
Google Chatを中心にメール、資料、予定、タスクをAsk Geminiで整理する仕事の流れを表す記事画像

結論

Ask Gemini in Google Chatは、Google ChatからGmail、Drive、Calendarなどの情報を探し、会話を追い、文案を作り、予定やタスクを扱うための新しい作業入口です。2026年8月19日に発表され、8月26日から最大15日をかけて段階提供されます。発表時点では英語設定と対象のGoogle Workspaceプラン、管理者設定などの条件があります。

最初は、資料検索、未読会話の要約、予定確認といった読み取り中心の三業務で試すのがおすすめです。元のメール、ファイル、予定、Chatを引用元から確認し、送信、予定変更、タスク更新は対象と内容を画面で確認してから実行します。

この記事で得られること

Ask Geminiの概要、提供日、対象プラン、英語設定、表示されない時の確認、五つの業務用途、ShortcutsとSessionsの使い方、架空の朝会準備例、権限とデータ保護、旧サイドパネルからの移行、三業務での評価方法が分かります。組織固有のプロンプトや管理設定ではなく、安全に試す判断軸を整理します。

目次

1. Ask Gemini in Google Chatとは何か / 2. 提供開始・対象プラン・英語設定・管理者条件 / 3. 探す・追う・作る・予定とタスク・整理の5用途 / 4. Shortcuts・ショートカットキー・Sessionsから始める / 5. 架空例:朝会前の情報集めを一つのSessionへまとめる / 6. 権限・共有範囲・更新操作・データ保護を確認する / 7. サイドパネル・Gems・履歴・利用上限の移行注意 / 8. 三つの読み取り業務で試して評価する

導入

Google Workspaceを使う仕事では、Chatの未読、Gmailの依頼、Driveの資料、Calendarの予定、Tasksの担当事項が別々に存在します。朝会や顧客対応の前に、それぞれの画面を開いて最新状態を集め直す作業が発生します。Ask Geminiは、この往復をGoogle Chatの一つの入口から減らすことを目指す機能です。

ただし、発表された機能がすべて同じ日に全員へ届くわけではありません。プラン、アカウント言語、管理者設定、Smart Features、AlphaやExperimentsなどの条件で使える範囲が異なります。公式ヘルプにも、一部機能へアクセスできない場合があると記載されています。

この記事は2026年8月23日時点の公式情報をもとに、事務・総務、企画・PM、チームリーダーが「自分の環境で使えるか」「どこから試すか」を判断できるよう整理します。

1. Ask Gemini in Google Chatとは何か

GoogleはAsk Gemini in Chatを、Workspace Intelligence(Google Workspace内の情報を仕事の文脈として扱う仕組み)を使う統合的な作業入口として発表しました。Gmail、Drive、Calendarなどを横断して情報を探し、Chatの会話を追い、文章や画像を作り、予定やタスクを管理できます。Google Workspace Updatesの発表で2026年8月19日の内容を確認できます。

従来のGeminiサイドパネルは、開いているChatスペースや会話の要約、行動項目の抽出などに使われていました。Ask GeminiはChat左側のShortcutsに独立した入口を持ち、テーマごとにSessionを分け、複数のWorkspace情報を使って作業を続けます。

比較従来のサイドパネルAsk Gemini
入口Chat内の右側パネル左側Shortcutsの独立画面
整理開いている会話中心テーマごとのSessions
範囲Chatの要約・質問などGmail・Drive・Calendar・Web等を横断
移行過去の会話あり履歴は自動移行しない
GemsChatパネルから利用Chat内では利用不可
従来のサイドパネルとAsk Gemini

大きな違いは、単にChatを要約する機能ではなく、一日の優先事項やプロジェクト単位の作業入口になることです。一方、引用された情報が最新か、同名ファイルを取り違えていないかは元情報へ戻って確認します。

2. 提供開始・対象プラン・英語設定・管理者条件

Ask Geminiの提供日、対象プラン、英語設定、管理者設定、Smart Featuresを確認する条件図
表示されない時は、提供日から本人設定まで順番に確認します。

提供は2026年8月26日から、Rapid ReleaseとScheduled Releaseの両方で最大15日かけて段階的に始まる予定です。対象はBusiness Standard / Plus、Enterprise Standard / Plus、Google AI Pro for Educationです。公式の提供条件は更新される可能性があります。

2026年8月23日時点のGoogle Chat公式ヘルプでは英語のみとされ、管理者がGemini in Workspace in ChatとWorkspace Intelligenceを全アプリで有効にし、利用者がWorkspace Smart Featuresへ登録している必要があります。

確認順見るところポイント
1提供日8/26開始、最大15日の段階提供
2契約プラン対象Business / Enterprise / Education
3アカウント言語発表時点は英語
4管理者設定Gemini in Chat / Workspace Intelligence
5本人設定Workspace Smart Features
6機能別条件Alpha / Experiments等の注記
表示されない時の利用条件チェック

3. 探す・追う・作る・予定とタスク・整理の5用途

Ask Geminiの探す・追う・作る・予定とタスク・整理の5用途を示す図
読み取り中心の用途から始め、更新操作は確認を追加します。

業務では、Ask Geminiの機能を「探す」「追う」「作る」「予定とタスク」「整理」の五つへ分けると分かりやすくなります。最初は参照するだけの仕事から始め、送信や変更を伴う仕事は確認手順を追加します。

用途仕事の例確認すること
探す先週共有された資料を探すファイル名・所有者・更新日
追う未読Chatとメールの論点を整理抜け・対象期間・引用元
作るメールや進捗共有の下書き宛先・事実・公開範囲
予定とタスク空き時間や担当事項を確認対象者・日時・変更内容
整理テーマごとにSessionを分ける混ぜない案件・保存期間
Ask Geminiの5用途

公式ヘルプには、Workspace横断検索、行動項目、文案、Docs・Slides・Sheets作成、画像、要約、予定、タスク、Deep Research、Skillsなどが掲載されています。ただし、一部にはAlphaやExperiments等の条件があります。現在の機能別注記を確認してください。

たとえば「今週のA案件の最新資料を探す」は読み取り中心です。「Aさんとの会議を来週へ変更する」は外部影響がある更新です。同じ画面でできても、確認の重さは異なります。読み取り、下書き、更新を社内ルールで分けます。

4. Shortcuts・ショートカットキー・Sessionsから始める

Ask GeminiはGoogle ChatまたはGmail左側のChatから開きます。左側のShortcutsまたは会話一覧からAsk Geminiを選びます。ChromeOS / WindowsはCtrl+G、macOSはCommand+Gでも開けると公式ヘルプに案内されています。

一つのSessionには、一つのテーマだけを入れます。「A案件の朝会準備」「今週の採用面接」「顧客Bの更新確認」のように目的を名前へ含めると、後から再開しやすくなります。顧客や権限が異なる案件を一つへ混ぜません。

手順すること確認
1Shortcutsまたはキーで開く対象アカウントか
2テーマを一つ決める案件・期間・目的
3読み取り中心の質問をする対象アプリと期間
4回答の引用元を開く所有者・更新日・本文
5必要なら下書きを作る送信前に人が確認
最初のSessionを作る手順
  • Session名に顧客名を使う場合は、社内の命名ルールと情報管理方針を確認する。
  • 「最新」「先週」「未対応」などの期間や状態を具体的にする。
  • 回答だけを転記せず、引用元へ戻って重要な数値・期限・担当を確認する。

5. 架空例:朝会前の情報集めを一つのSessionへまとめる

以下は編集部が作った架空例です。企画チームのAプロジェクトで、月曜朝会の前に、金曜以降のChat、重要メール、最新の企画書、今週の会議、自分の担当事項を集める場面を想定します。実在の会社や顧客事例ではありません。

順番Ask Geminiで確認すること元情報で見ること
1金曜以降の重要なChat発言者・日時・決定か提案か
2A案件の未返信メール宛先・期限・添付
3最新の企画書所有者・更新日・版
4今週の会議参加者・時間・目的
5自分の担当事項期限・依存先・完了条件
架空の朝会準備

Ask GeminiのSessionで情報を集めたら、「決定済み」「確認待ち」「自分の行動」に分けた朝会メモの下書きを作ります。下書きの各項目から元のChat、メール、ファイル、予定へ戻り、期限と担当者を確認します。

会議の新規作成やタスク更新は、朝会で合意した後に行います。AIが予定候補を出しても、参加者のタイムゾーン、既存予定、会議時間、通知先を画面で確認します。これにより、情報収集と意思決定を混ぜずに進められます。

Google Workspaceでの情報整理全般は「Geminiで情報整理を始めるには?」でも解説しています。

6. 権限・共有範囲・更新操作・データ保護を確認する

管理者・コンテンツ所有者・本人によるGeminiのWorkspaceデータアクセス制御を示す図
管理者、所有者、本人の三層でアクセスが制御されます。

Googleの説明では、Geminiは利用者が閲覧できるWorkspaceデータだけを参照し、さらに管理者、コンテンツ所有者、利用者本人の設定でアクセスが制限されます。たとえば、所有者がダウンロード・コピー・印刷を禁止したDriveファイルや、他人から委任されたGmailのメールは参照できない場合があります。アクセス制御の公式説明を確認してください。

制御すること利用者の確認
管理者Gemini・Workspaceデータ・共有組織設定と対象部署
所有者Drive等の共有・コピー制限自分に権限があるか
本人Smart Features等有効化と対象アプリ
Geminiのアクセスを制御する三つの層

Googleは、Gmail、Calendar、Chat、Docs、Drive、Sheets、Slides、Meet、Vids内のGeminiが、Workspaceコンテンツを生成AIモデルの学習・改善に使用しないと案内しています。Googleのデータ保護説明を確認してください。個人アカウント、他のGoogleサービスへの共有、画面操作などは条件が異なる場合があります。

「参照できる」ことと「共有してよい」ことは別です。AIが見つけた資料を別部署や社外へ送る前に、共有範囲、機密区分、宛先を確認します。メール送信、予定変更、タスク削除などは、対象と変更後の状態を画面で確認します。

7. サイドパネル・Gems・履歴・利用上限の移行注意

英語設定の対象者では、Ask Geminiの提供に伴い、従来のGeminiサイドパネルが表示されなくなります。ファイル検索、行動項目、会話要約など多くの機能はAsk Geminiへ移りますが、画面と履歴の扱いは同じではありません。

項目変更対応
サイドパネル英語設定ではAsk Geminiへ置換新しい入口を案内
GemsChatの新画面では利用不可他のWorkspaceアプリ側を確認
会話履歴自動移行しない必要なら許可された方法で保存
データ名Export / TakeoutではGemini in WorkspaceGoogle Chat名で探さない
利用上限10/1後に上限適用予定正式案内を再確認
言語発表時点は英語設定が対象日本語対応を待つ
移行前に確認すること

管理者はGemini会話履歴をexportでき、組織が許可する場合は利用者もdownloadできると発表されています。必要な履歴をすべて保存するのではなく、業務上必要なもの、保存先、閲覧者、保持期間を決めます。詳細は公式発表の移行注意を確認してください。

2026年10月1日までは高い利用上限のプロモーション期間で、その後は利用上限が適用される予定です。利用量を前提に業務を組む前に、Googleが事前に案内するとしている上限情報を確認します。

8. 三つの読み取り業務で試して評価する

最初の試行は、資料検索、未読要約、予定確認の三つに絞ります。いずれも結果を見てから元情報へ戻れる仕事です。メール送信、予定変更、タスク削除、ファイル作成などは、読み取りの正確さと権限を確認してから後の段階へ進めます。

試行記録すること停止条件
資料検索見つかる時間・版・引用一致違う資料を繰り返し選ぶ
未読要約抜け・誤分類・修正回数重要な依頼を落とす
予定確認参加者・日時・目的の一致別予定と混同する
共通権限エラー・確認負荷確認が手作業より重い
三業務で記録する評価項目

一週間または三回の朝会で試し、AIを使わなかった時の所要時間と比べます。ただし、速さだけで判断しません。引用元と一致したか、修正理由を説明できるか、他人へ共有してよい情報だけを使えたかを記録します。

続ける場合は、Session名、対象アプリ、期間、確認項目をチームでそろえます。入会後は、ひかりに相談して、Ask Geminiを含む作業を自分の業務に合わせて毎回同じ流れで進められる形へ整理できます。

Geminiの仕事上の向き不向きは「Geminiは仕事で何が得意?」、AIへ任せる境界は「AIに任せていい仕事・任せてはいけない仕事の分け方」も参考になります。

コレダケAIで次にできること

この記事では、Ask Geminiの提供条件と安全な試し方まで扱いました。入会後は、クエストや記事で機能の変化を追い、ひかりに相談して自分のWorkspace運用や確認項目へ合わせて進められます。組織固有の検索文、Workspace Studio Skill、権限設計の詳細は会員向けの実践で深掘りします。

よくある質問

Ask GeminiがGoogle Chatに表示されないのはなぜですか?

8月26日からの段階提供、対象プラン、英語設定、管理者によるGemini in ChatとWorkspace Intelligence、本人のSmart Featuresを順番に確認してください。

Ask Geminiは日本語で使えますか?

2026年8月23日時点の公式情報では英語のみです。日本語など他言語は今後追加予定とされているため、最新の公式ヘルプを確認してください。

無料の個人アカウントで使えますか?

公式発表の対象は特定のBusiness、Enterprise、Educationプランです。一部機能にはExperiments等の別条件もあるため、契約と管理者設定を確認してください。

GmailやDriveのどこまで参照できますか?

基本的に利用者がアクセスできるWorkspaceデータが対象ですが、管理者、所有者、本人設定、アプリ固有の制限で参照できない場合があります。

旧サイドパネルの履歴とGemsはどうなりますか?

履歴はAsk Geminiへ自動移行せず、Chat内ではGemsを使えなくなります。必要な履歴の保存方法と他のWorkspaceアプリでのGems利用を確認してください。

公式ソース

機能、プラン、言語、提供日は変わるため、導入前に最新の公式情報を確認してください。

AI活用を、今日のクエストから学びたい方へ

公開ブログで入口をつかんだあとは、今日のクエストを中心に少しずつ学べます。実際の仕事で試したいときだけ、ひかりやギルドも使えます。

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執筆・編集

コレダケAI編集部

AI活用メディア編集部

仕事でAIを安全に試すための判断軸を、各社の公式情報と公的資料で確認し、入会前の読者にも分かる言葉で整理する編集部です。

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